業務用エアコン”耐用年数”/”寿命”,何が違うの?長く使う為のポイントは?

業務用エアコン

~業務用エアコンの耐用年数と寿命を解説!~

業務用エアコン

職場や街で、普通に見かけるようになった”業務用エアコン“。

事業者様等で業務用エアコンを使用中、または導入を検討している場合、どのくらいの期間故障せずにもつのか気になるところですよね。

そんな時目安になるのが、業務用エアコンの耐用年数“と”寿命です。

業務用エアコンの耐用年数と寿命の違いは?
業務用エアコンの耐用年数と寿命は何年?
業務用エアコンの修理と買い替えの判断基準は?
業務用エアコンを長く使用するためのポイントが知りたい!

出来る限り長期間業務用エアコンを使用するために、この記事を読んで耐用年数と寿命を把握しておきましょう!

業務用エアコンの修理や取付けのプロ業者が徹底解説していきます!

目次

業務用エアコンの耐用年数と寿命の違いは?

減価償却

業務用エアコンには、減価償却の計算のために耐用年数というものが設定されています。

減価償却?耐用年数?と、これらの単語にあまりなじみがない方もいらっしゃるかと思います。

まずはこの”減価償却”と”耐用年数”について簡単に解説していきましょう。

〇減価償却とは

減価償却

減価償却とは一言でいうと、所有する資産は時間が経つとその価値がだんだんと下がっていくという考え方による税法のルールの事です。

減価償却

例えば、法人が業務に使用するパソコンや車等高価なものを購入した際、購入費をそのまま同年に全て経費として計上するのではなく、数年に分けて経費計上できるルールです。

車やパソコンは使用していくと年々劣化してしまいます。

つまり、いつかは故障し買い替えが必要になるため、時間が経つにつれてだんだんと価値が下がっていく固定資産と言えます。

高額な経費を、購入した年に一気に経費として計上してしまうと黒字続きだった業績が赤字になってしまい、銀行からの融資等が打ち切られてしまう可能性もあります。

そのようなことが起こらないよう、車やパソコン等の劣化する固定資産購入費を使用する年数に分けて経費計上することで、正確な利益の計算ができるようにするのです。

〇耐用年数とは?寿命との違いは?

耐用年数

減価償却における使用する年数は、固定資産ごとに法で定められており、これをその固定資産の耐用年数といいます。

この“耐用年数”税法で定められている使用可能見込み期間で、実際の使用年数・寿命とは違います。

つまり、耐用年数を過ぎて使用していても故障しない事も、耐用年数を迎えていないのに故障してしまうこともあります。

耐用年数

業務用エアコンの耐用年数と寿命は何年?

耐用年数と寿命

〇業務用エアコンの耐用年数

業務用エアコン耐用年数

業務用エアコンも減価償却対象の固定資産です。

すなわち業務用エアコンにもしっかりと税法で耐用年数が定められています。

業務用エアコンの種別によって耐用年数は違います。

各種別と耐用年数は以下の通りです。

業務用エアコン耐用年数
種別耐用年数
➊”建物附属設備“に属する冷房、暖房、通風又はボイラー設備(22kW超)
              15年            
➋➊のうち冷凍機の出力が22kW以下
13年
➌器具及び備品に属する家具、電気機器、ガス機器及び”家庭用品
6年
種別耐用年数
➊”建物附属設備“に属する冷房、暖房、通風又はボイラー設備(22kW超)
  15年    
➋➊のうち冷凍機の出力が22kW以下
13年
➌器具及び備品に属する家具、電気機器、ガス機器及び”家庭用品
6年

建物付属設備かどうかはダクト“が使われているかいないかで判断できます。

ダクトがあれば建物付属設備、なければ家庭用品となります。

減価償却の計算のため、使用している業務用エアコンがどの種別に分類されるのかをきちんと判断する必要があります。

☟業務用エアコンの種類に関する記事はこちら☟

〇業務用エアコンの寿命

業務用エアコン寿命

税法にて定められている”耐用年数“とは別で、寿命“は実際に使用してから、故障して使用できなくなってしまうまでの目安期間です。

業務用エアコンの寿命は、約10~15年と言われています。

しかし、使用している環境やメンテナンスの頻度によって幅があるため一概には言えません。

例えば、中華料理屋等の飲食店に設置した場合、定期的にお掃除していないと油による劣化が早く、寿命より早く故障してしまうことがあります。

定期的なお掃除点検でメンテナンスすることが、業務用エアコンの寿命を伸ばすために必要です。

業務用エアコン寿命

☟業務用エアコンの電気代に関する記事はこちら☟

●業務用エアコン/部品の寿命
部品

業務用エアコンには多くの部品が使用されており、それぞれの部品ごとに寿命も違います

寿命を迎えた部品は、その都度新しい部品への交換が必要です。

業務用エアコン自体の寿命は10~15年程ですので、それより以前の故障の場合、部品の交換で修理が可能な場合が多いです。

圧縮機(コンプレッサー)やファンモータの寿命は8年程、圧力センサー温度センサーの寿命は5年です。

部品

業務用エアコンの修理と買い替えの判断基準は?

業務エアコン

よく故障のご相談で、修理と買い替えのどちらがいいの?というご質問を頂きます。

業務用エアコンは決して安くはないので、買い替えの時期は迷ってしまいますよね。

修理と買い替えの判断は、業務用エアコンの寿命を参考に、10年を目安にして下さい!

メーカーによる部品の保有期間が大体10年であることもあり、10年以上使用している業務用エアコンが故障した場合は交換が必要な部品が手に入らない可能性が高いです。

場合によっては寿命の10~15年を超えても故障せずに使用できることもありますが、業務用エアコンは確実に年々劣化しています。

長年使い続ければ機能が衰え、電気代も通常よりかさんでしまうことも多々あります。

また、故障を繰り返し、修理代が次々にかかってしまうケースも少なくありません。

最悪の場合、火災等の事故に繋がってしまうこともあるため、10年を目安に新しい業務用エアコンへの交換を推奨しております。

☟業務用エアコン交換に関する記事はこちら☟

業務用エアコンを長く使用するための3つのポイント

業務用エアコン

エアコンの寿命(10~15年)は、あくまで目安であり、環境やメンテナンス状況次第で縮まることもあります。

そこで、業務用エアコンを出来るだけ長く使用できるよう、気を付けるべきポイントを3つご紹介します!

〇定期メンテナンスは必須

メンテナンス

エアコンの寿命は、定期メンテナンスをしっかりした場合の目安期間です。

したがって、定期メンテナンスをせずに使い続けた場合、10~15年より前に本体が故障をしてしまうリスクが高いです。

フィルターのお掃除は比較的簡単にできますので、出来るだけ毎日、最低でも3~4か月に一回はしておきましょう。

室内機の内部、及び室外機は自分で掃除や点検をすると思わぬ故障や事故に繋がる危険がありますので、業務用エアコン業者にメンテナンスを依頼して下さい。

業者の定期メンテナンスは、飲食店等汚れやすい場所では1年に一回オフィスや学校等では2~3年に一回が目安です。

メンテナンス

〇3ヵ月に一回は試運転を

試運転

たまにしか使用しない部屋に設置してある場合やあまり使用しない時期は、業務用エアコンを使用せずに放置していることもあるかと思います。

業務用エアコン等の住宅設備は、しばらく使用していないとそれだけで故障してしまう危険があります。

業務用エアコンの場合は、最低でも3ヵ月に一回試運転することをオススメします。

試運転

〇室外機の設置環境の工夫

室外機

室外機は屋外に設置されているため、特に屋外の環境による影響を受けやすいです。

例えば、室外機が日向に設置されている場合と日陰に設置されている場合だと、日向に設置されている方が太陽の熱により故障しやすくなります。

また、飛来物等がぶつかる等のリスクもあります。

室外機の設置環境は、以下の3つのポイントに気を付けてみて下さい!

室外機
○室外機の環境/気を付けるポイント

➊日陰に設置する(すだれやひさし等もOK)
➋室外機の周りには物を置かない
➌なるべく雨に濡れない場所に設置する(ひさし等)

様々な都合で日陰に置いたり雨んに濡れないようにするのが厳しい場合は、“➋室外機の周りにはものを置かない”ことだけでも実践してみて下さいね!

業務用エアコンの耐用年数と寿命の違いを把握しておきましょう!

業務エアコン

今回は、業務用エアコンの耐用年数寿命の違いや、それぞれの年数について解説してきました。

法人等、業務用エアコンを使用中/今後導入予定の皆様が、正しい知識を知っておくことで設置や交換の手助けになれば幸いです。

業務用エアコンの修理や交換、メンテナンス等のご相談は、ライフパートナーがいつでも承ります!

出来る限りお客様のお悩みをお聞きし、改善できますよう努めますので、まずはお気軽にご相談下さいませ♪

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