~エアコンの応急運転は、不具合の早期解決に最適!~
エアコンが故障したけどどうしたらいいの?
修理業者に依頼する前に自分でどうにかできないかな?
故障だと思うけどもしかしたら他に原因がある?
エアコントラブルでこんなお悩みをお持ちの方へオススメの方法があります!
エアコンの“電源がつかない” “風が出ない” “冷えない”などの故障の際、まず試して頂きたいのが“応急運転”です!
その理由と方法をメーカー別に解説していきます!
エアコンの故障以外に考えられる原因も合わせてご紹介します。
ぜひご参考になさってください!
目次
“エアコン”の”応急運転”で不具合の原因発見!
エアコンが動かない、風が出ない、冷えない等の症状は、故障の可能性が高いですが、
もしかすると全く別の原因があるかもしれません!
修理業者に見てもらえばすぐに原因が分かりますが、訪問までに時間がかかったり、出張費をとられてしまうことも多いです。
少しでも早く、費用を抑えて原因を確認したい!という方は、まずはエアコンの応急運転をしてみてください。
やはりエアコンの故障で修理が必要なのか、はたまたまったく別の原因で自分で解決できるのかを確認することができます!
〇エアコン応急運転手順(一般)
エアコンの応急運転の手順をご紹介します。
まずは一般的な方法についてです。大抵はこの運転の仕方で確認できます。
○一般的な方法
①室内機のカバーを持ち上げる
②左端の"応急運転ボタン"を押す(「運転」と書かれたうえにあるボタン)
③"冷房"運転で冷たい風が出ているか確認する
④再度"応急運転ボタン"を押す
⑤"暖房"運転で暖かい風が出ているか確認する
⑥再度"応急運転ボタン"を押す
⑦エアコンが停止するか確認する
こちらが最も一般的な応急運転の方法ですが、この他にも機種によって、応急運転中のエアコンの動き方が違います。
以下のような運転をする場合でも、応急運転は正常に行えていますのでご安心下さい。
・室温などで運転のモードを調整する場合
・電源を切る前の設定を引き継いで運転する場合
・一定の温度になると運転し、温度調節ができない場合
〇エアコン応急運転手順(メーカー別)
次に、代表的な以下大手3社のエアコン応急運転についてご紹介します!
応急運転の方法は概ねどのメーカーでも一緒ですが、多少違いもございますので、代表的な3社のエアコン応急運転についてもご紹介しておきます!
・Panasonic(旧National)
・DIKIN
・三菱
Panasonic(旧National)
①室内機のカバーを持ち上げる
②右端の"応急運転ボタン"を押す(「運転」と書かれたうえにあるボタン)
③設定温度25℃の"快適おまかせ運転"が正常に運転するか確認する
④再度"応急運転ボタン"を押す
⑤エアコンが停止するか確認する
DIKIN
①室内機の右下"運転/停止ボタン"を5秒間長押しする
②"自動運転"が開始するか確認する
③室内機の右下"運転/停止ボタン"を5秒間長押しする
④エアコンが停止するか確認する
※機種によって、”運転/停止ボタン”の位置が多少異なります。
三菱
①室内機の"応急運転ボタン"を押す(運転ランプ下)
②"応急冷房"運転が開始し、冷風が出るか確認する
③再度"応急運転ボタン"を押す
④"応急暖房"運転が開始し、温風が出るか確認する
⑤再度"応急運転ボタン"を押す
⑥エアコンが停止するか確認する
▲エアコン応急運転が正常に行えた場合
各メーカーの手順で応急運転を行い、それぞれ正規の運転プログラムが正常に行えた場合は、エアコン室内機や室外機本体の故障ではありません。
こちらより別の原因を調べてみることをオススメします。→エアコンの故障を疑ったらまずはこちらを確認!!
▲エアコン応急運転で異常が起きた場合
“冷房運転のはずが冷風が出ていない” “応急運転でも風が出ない”等エアコンの応急運転が正常に動かなかった場合、エアコン本体が故障しています。
それぞれの異常状態によって、故障の原因は様々ですので、どのような症状が出ているかをしっかり確認して原因をつきとめてください。
また、内部の故障だとご自身で確認することは難しいですので、まずは修理業者に調査を依頼することをオススメします。
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エアコンの故障?間違えやすい6つの原因!!
エアコンが急に動かなくなった…!
エアコンから冷たい風が出ていない…!
エアコンの電源がつかない…!
こんな症状が起きたら、エアコンの故障を疑いますよね。
もちろんエアコン本体の故障の場合も多くありますが、修理を頼んでみたらもっと別の原因があった…!
なんてこともありますので、まずは簡単に原因を調べてみてください!
また、エアコン本体の故障ではない場合、ご自身で解決・対策できる場合も多いですので、一度目を通してみてください。
以下の原因ではなかった場合は、エアコンの応急運転で本体の故障かどうかを調べて下さいね。
〇エアコンの故障を疑ったらまずはこれらを確認!
➊電源が抜けているorブレーカーが落ちている
“リモコンで電源ONにしても電源がつかない“
こんな時はエアコンの電源プラグを抜いていないか、またブレーカーが落ちていないかを確認してください!
エアコンを使用しない季節は、電源プラグを抜いているご家庭も多いと思います。
もしかしたら久しぶりに運転する際に電源プラグが抜けたままなだけかもしれません…!
また、ブレーカーが落ちていると電気が供給されずエアコンも使えません。
停電した後などはブレーカーの確認もお忘れなく!
➋エアコンの設定温度を室温より高く(低く)している
“エアコンから冷風(温風)が出ない“
“エアコンの効きが悪い“
こんなことを思ったら、エアコンの設定温度を確認してみましょう。
エアコンは、室温を設定温度になるよう風を調整します。
涼しくしたくて冷房にしているのに冷えない場合は設定温度を室温より高くしてしまっているかもしれません。
暖房で温まらな場合は設定温度が低いかもしれません。
今一度、エアコンの設定温度や運転方法を今一度確認してみてください。
➌室外機の前に障害物がある
“冷房の効きが悪い“
“冷房運転中、冷風が出ない“
“途中で冷房が運転をやめる“
こんな時は、外の室外機の前に障害物などがないか確認してみましょう。
室外機の前に障害物があり、風の通り道がふさがれ、室内の暖かい空気を室外機から正常に排出できないことが原因かもしれません。
障害物があれば、それを取り除くことで冷房が効かない症状等、すぐに解決することもあります。
➍エアコンが"霜取り運転"をしている
“暖房が止まる“
“暖房運転ができない“
こんな時は、エアコンが”霜取り運転中“かもしれません。
基本的に外に設置されている室外機は、冬場等など寒い日には内部に霜が付着してしまうことがあります。
霜がついたまま運転すると、暖房がなかなか効かなくなったり、故障の原因にもなってしまいますが、通常エアコンには室外機の霜を取り除いてくれる”霜取り運転機能”が標準搭載されています。
この”霜取り運転”をしている約10分間は、エアコンの暖房機能が使用できず、室内機から温風がでることもありません。
気温が非常に寒い日や雪の日など、暖房が使用できないときは、まずは”霜取り運転”中を疑った方がいいかもしれません。
また、雪の日に頻繁に室外機の中に雪が侵入してしまう場合は、”防雪シート”などで対策することが必要になります。
強い寒波で凍結してしまった場合
通常、室外機に霜がついても”霜取り運転”で除去できるのですが、稀に強い寒波などで室外機が凍結し、”霜取り運転”が間に合わない場合があります。
北海道や東北地方などでは、寒冷地仕様のエアコンを使用していることが多く、ヒーターで凍結を解消できますが、関東の首都圏などでは一般地向けのエアコンで凍結を解消することはできません。
一般地向けでも室外機の下(地面)にお湯を流すことで解決する場合がありますが、室外機に直接お湯がかかってしまったり、内部にお湯が入ってしまうと内部の部品の故障に繋がり危険ですので、できる限り修理業者に依頼することをオススメします。
❺リモコンの設定がおかしい
“エアコンの効きが悪い“
“エアコンの電源はついているけど運転していないように静か“
こんな時は、リモコンの設定を再度確認してみてください。
ふとした拍子にリモコンの設定温度を変更してしまっていたり、風量を弱にしていたり、寒い日に冷房運転で設定温度を30℃にしており運転モードが違った…というケースもあります。
リモコンの設定ミスは意外と見落としがちな原因ですので、しっかり確認してくださいね!
❼エアコンの馬力が部屋の広さに合っていない
“エアコンの効きが悪い“
“運転しているのに冷える(暖まる)のに時間がかかる“
こんな時は、もしかしたら部屋の広さに合ったエアコンを使用できていないかもしれません。
エアコンには最適なエアコンの機種・馬力があり、6畳から29畳用まで、部屋の大きさに適したエアコンを選ぶ必要があります。
広い部屋に馬力の弱いエアコンを使用していると、冷暖房が部屋にいきわたるまでかなり時間がかかり、電気代も余計にかかってしまいます。
毎月の電気代等を考えても、サイズの合っていないエアコンは最適なものに買い替えた方がお得で快適に過ごせます!