~エアコンからの異音、その原因と対策を解説!~
一家に一台が当たり前となってきた、夏に欠かせない住宅設備といえば”エアコン“ですよね!
冷房をつけても風が出てこない…!
電源はつくけど弱い気がする…!
エアコンから風が出てこない原因は何なの??
このようなご相談を多く頂いております。
例年、多くのエアコンに関するご相談を頂きますが、中でも多いのが、“水漏れ” “冷えない” “風が出ない”の3つです。
“風が出ない”と一口に言っても、原因はいくつか考えられます。
エアコンの故障の可能性も高いですが、まずはご自身で原因を探ってみてください。
意外なことが原因で、簡単に解決できる事例もございますよ!
“エアコン”から”風が出ない”場合の、簡単な原因確認方法と、対処法を合わせて解説していきます。
目次
“エアコン”から”風が出ない”原因4つ!簡単対処法まで解説!!
エアコンから“風が出ない”とき、まずは以下の4点を確認してみてください!
これらの原因の場合、ご自身で簡単に対処できることも多いですので、余計な点検・修理費がかかりません!
①エアコンの設定温度が適切かどうか
エアコンの冷房(暖房)は、設定温度が不適切だと風が出てきません。
室温よりも設定温度が低い(高い)場合、それ以上部屋を冷やす(暖める)必要がないためです。
この場合、風が止まる、または送風運転になります。
確認するPOINT/対処法
まずはリモコンの表示が、冷房なのに30℃になっていないか等、室温に対する設定温度が適切になっているかどうかをご確認下さい。
ふとした拍子にリモコンのボタンを押していて、いつの間にか設定温度が変わっていた💧
という事例もありますので、大丈夫と思っていても一度確認することをオススメします!
②エアコン内部ホコリ等で汚れていないか
エアコンの室内機内部にホコリやゴミが溜まっていると、風が出なくなったり極端に弱い風になってしまいます。
風が出ないほどの汚れが溜まるのは危険で、風が出ない、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、水漏れや異臭の原因にもなってしまいます。
確認するPOINT/対処法
まずは室内機のカバーを開けて中の汚れを確認してみてください。
フィルターやアルミフィン、送風フィンにホコリやカビが溜まっている場合はすぐに掃除することをオススメします。
フィンのお掃除は、一歩間違うとエアコン故障の原因になりかねませんので、不安な方はエアコン清掃業者に依頼する方がいいかもしれません。
③霜取り運転が作動している
こちらは主に暖房運転の場合のみですが、霜取り運転が働いている間はエアコンから風は出ません。
“霜取り運転”とは?
寒い冬、寒波が到来した時など、室外機から出る冷気により、水蒸気が結露することで室外機に霜(氷)がつくことがあります。
この霜(氷)を溶かすエアコンの機能を、”霜取り運転”といいます。
室外機に霜がついたまま運転をすると、正常に空気を取り込むことができず、暖房運転の効率が格段に下がってしまいます。
霜(氷)がついてしまった時、エアコンは一旦暖房運転を止め自動で霜取り運転を始めます。
確認するPOINT/対処法
寒冷地でなくても、寒さの強い日など霜(氷)がつきやすい日はあります。
冬の暖房運転中に風が出ていないと思ったら、室外機に霜がついていないか確認してみてください。
もしついている場合、霜取り運転中で暖房機能が停止している可能性が高いです。
また、あまりに頻繁に霜取り運転をしている場合、暖房の設定温度を1~2℃ほど下げるとエアコンへの負担が減り、症状が改善される可能性が高いです。